【各地開催イベント】
【下関内日校舎開催イベント】
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  • イメージビジュアル:長井朋子


    「幸せでありたければ、ただ愛すること。愛、愛、愛、いつでも愛!」

    サティシュ・クマール

    現代を代表するエコロジー思想家・非暴力平和運動家のサティシュ・クマールさんの邦訳書『ラディカル・ラブ』(仮称)を、2024年10月に出版いたします。その出版を記念し、サティシュさんが久しぶりに来日され、お話会と“ゆっくり問答”の場を日本各地で開きます。

    米寿を迎えられたサティシュさんですが、いつも瑞々しく、ハツラツとされています。そしてなにより、どんなに危機的な、絶望的な状況にあっても、楽天家であり続けられる人。暗闇を呪うことなくロウソクを灯し続けられる人、眩しい光のような存在であり、希望そのものなのです。社会不正に対し、怒りや憎しみの感情を掻き立てることなく、自分の内にある愛にフォーカスし、暗闇にロウソクを灯す者になる! 「愛とはなにか?」について学びなおす、たのしい授業を、ご一緒いたしましょう。入学は、紅葉の頃。さあ、サティシュの学校へ!

    日程

    11月2日(土)東京
    サティシュさん来日記念「サティシュさんようこそ!」寄席@銕仙会
    [時間]14:30〜17:00頃
    [場所]銕仙会能楽研修所 本舞台
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    11月3日(日)東京
    サティシュの学校2024@一橋講堂
    [時間]14:00〜16:00頃
    [場所]一橋講堂
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    11月4日
    (月・祝)
    京都
    サティシュの学校2024@北文化会館
    [時間]12:30〜16:30頃
    [場所]京都市北文化会館ホール
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    11月4日
    (月・祝)
    京都
    サティシュさんようこそ、夕食会@ちおん舍
    [時間] 18:30〜20:00頃
    [場所]京町家「ちおん舎」
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    11月8日(金)〜9日(土)下関
    “サティシュ先生の夢みるゆっくり小学校” with 辻信一@ゆっくり小学校
    [時間]13:00〜翌10:00頃
    [場所]ゆっくり小学校 下関内日校舎
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    11月9日(土)下関
    サティシュの学校2024@DREAM SHIP
    [時間]13:00〜17:00頃
    [場所]下関市生涯学習プラザDREAM SHIP 宙のホール
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    11月10日(日)広島
    サティシュの学校2024@日本福音ルーテル広島教会
    [時間]14:00〜16:30頃
    [場所]日本福音ルーテル広島教会 礼拝堂
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    11月11日(月)東京
    サティシュ・クマールさん新作映画『ラディカル・ラブ』上映会@文京シビックホール
    [時間]19:00~21:15頃
    [場所]文京シビックホール・小ホール
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    プロフィール

    サティシュ・クマール(Satish Kumar)

    現代を代表するエコロジー思想家、非暴力平和運動家。1936年、インド西部ラージャスターン州の村で、ジャイナ教信徒の両親のもとに生まれた。父の死を契機に、死がもたらす悲しみを超える道を模索し始めたサティシュは、9 歳にして出家、ジャイナ教の僧侶となる。18歳の時、マハトマ・ガンディーの社会的非暴力思想に魂を揺さぶられ、還俗を決意。その後、ビノーバ・バーべ師のもとで社会変革運動に携わった。1961 年、当時90 歳の哲学者バートランド・ラッセルが、核廃絶を求める座り込みで逮捕されたというニュースに触発され、サティシュは友人とともに、当時4つあった核保有国(ソ連、フランス、イギリス、アメリカ)の首都へ、平和のメッセージを届ける平和巡礼に旅立つ。2年半かけて、およそ1万4千キロの道を一銭ももたずに歩き通した。その後、サティシュは著書『スモール・イズ・ビューティフル』で知られる経済学者、E.F. シューマッハーと出会い、意気投合。1973 年、シューマッハーに請われて、『リサージェンス』誌の編集主幹となる。以来、『リサージェンス』はエコロジー思想の知的拠点として、また環境、平和、科学、スピリチュアリティの統合をめぐる世界的な議論の場であり続けている。1982 年、自宅のあるイギリス南西部デヴォン州に「スモール・スクール」という中学校を創設し、自然からの学び、日常生活の重視などを特徴とする先駆的なカリキュラムで注目を集めた。1991 年には、「シューマッハー・カレッジ」を創設。パラダイムの転換を模索する人々が世界中から集い、学び合う場となっている。やさしくあたたかく、力強い言葉とまなざしで、環境運動や平和運動を展開し、世界中の人々を魅了し続けている。邦訳書に『君あり、故に我あり』(講談社学術文庫)、『人類はどこへいくのか ほんとうの転換のための三つのS〈土・魂・社会〉』(ぷねうま舎)、『サティシュ・クマールのゆっくり問答with辻信一』『怖れるなかれ(フィアノット)愛と共感の大地へ』DVDブック『サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト』(以上SOKEIパブリッシング)、『エレガント・シンプリシティ: 「簡素」に美しく生きる』(NHK出版)などがある。



    辻 信一(Keibo Oiwa)

    文化人類学者、環境=文化NGO「ナマケモノ倶楽部」代表、明治学院大学名誉教授、「ゆっくり小学校」“校長“。1952年生まれ。1977年北米に渡り、カナダ、アメリカの諸大学で哲学・文化人類学を学び、1988年米国コーネル大学で文化人類学博士号を取得。1992年より2020年まで明治学院大学国際学部教員として「文化とエコロジー」などの講座を担当。またアクティビストとして、「スローライフ」、「ハチドリのひとしずく」、「キャンドルナイト」、「しあわせの経済」などの社会ムーブメントの先頭に立つ。著書に『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社)、『ゆっくりノートブック』シリーズ全8巻(大月書店)、『弱虫でいいんだよ』(ちくまプリマー新書)、『よきことはカタツムリのように』(春秋社)、『ナマケモノ教授のぶらぶら人類学』『ゆっくり小学校−学びをほどき、編みなおす』『常世の舟を漕ぎて 熟成版』(以上SOKEIパブリッシング)、『ナマケモノ教授のムダのてつがく』(さくら舎)、最新刊『サティシュ先生の夢みる大学』(ゆっくり堂)など、映像作品に「アジアの叡智」(DVDシリーズ)がある。趣味は歩くこと、俳句、ヨガ、瞑想。落語家として、ぼちぼち亭ぬうりん坊を名のる。

    主催:サティシュさん、ようこそ委員会2024、株式会社素敬ゆっくり小学校

    協力:環境=文化NGOナマケモノ倶楽部、アトリエ・アンソロポロジー合同会社、公益財団法人五井平和財団、ユナイテッドピープル株式会社